肩こりのコリとは何か?

肩こり

肩こりのコリとは何か?

肩こりで、肩は絶対に揉んではダメ!
ほぐす場所を間違っているから!
とお伝えしましたが、

肩こりのコリとは何か?をお伝えします。

肩こりのコリは、筋肉がどうなってるんでしょうか?

ちぢんで硬くなっているから、一生懸命揉んでもらうのでしょうか?

肩こりは肩の筋肉の筋緊張!とか言うらしいので、やっぱりちぢんで硬くなってるのでしょうか?

まず正しい姿勢とは何か?
実は、解剖学で基準が設けられています。

これを解剖学的肢位と言います。

手のひらを正面に向けている骸骨のポスターとか見たことがあると思いますが、あれが解剖学的肢位です。
全身が映る鏡で横向きの姿をみると、

耳、肩、股関節、膝、外くるぶしが、ほぼ一直線になっているのが理想です。

肩こりの人は、一直線よりも首が前に、肩も前になっている巻き肩です。

さらに、背中の肩甲骨の位置を見ると、背骨と肩甲骨の距離が離れています。

肩甲骨が背骨から外側にかつ斜め上になっています。
と言うことは、

首は正しい位置から前に、つまり、
首と背中の距離が長くなり、
筋肉が、引っ張られている!

肩甲骨も背骨との距離が長くなり、
筋肉が、引っ張られている!

肩こりのコリとは、肩や首、背中の筋肉が、引っ張られている!状態です。

筋肉がちぢんで硬くなって緊張しているのではなく、
筋肉が、引っ張られて、伸ばされて、
これ以上引っ張られらないでくれと緊張して硬くなっている状態です。

これを筋肉の延長緊張!
または、エキセントリック収縮!

と言います。

肩こりは筋肉が伸ばされているエキセントリック収縮なのです。
引っ張られて、伸ばされている筋肉を揉みほぐしたらどうなるでしょうか?

正しい姿勢の基準値の解剖学的肢位がどんどん崩れますね。

首ももっと前に、肩ももっと前に巻き肩に。
肩揉みのほぐし屋さんやマッサージ屋さん等は、ほぐす場所を間違っているわけです。

整体院ぷらい堂